一時規制に売りなし
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「一時規制に売りなし」とは、相場が上昇し過熱感が増してくると、取引所は委託保証金率引き上げによる規制で相場の行き過ぎを規制する。しかし、相場が若く、市場エネルギーが強い場合、一度の目の規制だけでは相場の熱は冷めることなく、一段と相場が上昇する場合があるため、一時規制の段階で
は、あわてて売り逃げしない方がいいだろう…という意味の格言です。
【委託保証金 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
株式や資金を借り入れて株の売買を行う際には、委託保証金と呼ばれる担保を口座に預け入れる必要があり、これにより委託保証金を超えた金額(通常は3倍前後、証券会社により異なる)での売買が可能となる。委託保証金には現金以外に株式や国債などの有価証券(代用有価証券)を充てることも認められているが、この場合は当該証券類の時価に一定の掛け率(80%前後)を乗じた換算が行われる。