利があればどこからくる金の蛇、われも人もと買いの行列
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「利があればどこからくる金の蛇、われも人もと買いの行列」とは、大相場には下手にさからうな…という意味の格言です。株式相場には10年に1~2回大相場があると言われています。買えば儲かり、市場には投資資金が流れ込みます。
それなので相場はさらに上がるといった循環を繰り返します。こんな相場の勝勢には素直についていきましょう。昭和30年代のブーム時に、新株の売出しを求めて、一般投資家が証券会社の門前に列をなしたという実例があります。
【投資の歴史 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
投資の歴史は、リスクや期待の歴史である。
18世紀、江戸幕府の重臣田沼意次は新田開発投資を行い生産力を増大させた。
19世紀初頭、ロスチャイルド家はワーテルローの戦いで情報を活用し金融投資で巨利を挙げた。
19世紀半ば移行、アメリカでは躍進する国勢を背景に、大陸横断鉄道建設ブームが起きた。アメリカはこれにより経常赤字を計上するほどだった。その後、鉄道会社は再編されることになったが、東西両岸を強く結ぶ効果を発揮した。
19世紀後半、日本は学制により初等教育普及に着手。瞬く間に全国を網羅する教育網が作られ、列強へのキャッチアップに大きく貢献した。
20世紀初頭、列強各国は制海権を維持・拡大するために積極的に戦艦を建造した。