大もちあいは大相場
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「大もちあいは大相場」とは、もちあい状態(相場全体が上がるも下がるもしない状態)が長く続いた後には、ひと相場がある…と言う意味の格言です。
もちあい状態が長くなると、商いが閑散となり勢いもなくなります。その結果、低迷を避けるために信用売りが増え、相場が反騰すると、売り疲れとなり信用売りの買戻しも加わって、ひと相場が起こるということです。
【著名な相場師 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
松井 房吉(まつい ふさきち、男性、1871年 - 1950年6月24日)は、日本の大正期から昭和初期の実業家、相場師。松井商店(松井証券)の創業者。三重県桑名市の医者の家に生まれる。松井家に養子に出され松井姓になる。日本橋蛎殻町で丸三商店(現丸三証券)創業者の一人である川北徳三郎のもとで相場を修業し、川北とともに日本橋兜町に進出する。兜町で5人の仲間と匿名組合を設立して、株取引の仲介業務を始め、1918年5月10日他の5人から権利を買い取り松井房吉商店を創業。兜町では「売りの房吉」と恐れられ、第一次世界大戦後の1920年3月15日の株価大暴落で、兜町でただ一人大儲けをし、巨万の富を築く。