中期国債ファンド
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中期国債ファンドとは、中期国債を中心に、利付金融債、コール・ローンなどに投資する投資信託です。
毎日決算を行いその分配金を月末に再投資し、利回りは実績分配率により表示されます。 一口1円単位で申し込みでき、解約時も含めて手数料は不要、ただし、30日未満は1万円につき10円かかります。 申し込み後30日以上経っていればいつでも解約できます。金利は自由で、受益証券は発行されません。取引明細書の代わりに、貯金通帳型のファイル帳を交付します。
【中期国債ファンド フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
中期国債ファンドの発売開始は1980年から。この設定には、故新井将敬の尽力によるところが大きい。それまでは発売が認められていなかったが、規制緩和により、証券会社にも念願の貯蓄商品が誕生することとなった。
公社債投信であるため株式は絶対に組み入れず、残存期間5年以内の中期国債を主に買い付け、1ヶ月複利で運用している。ただ、購入者(ここでは「預託者」と呼ばれている)の短期解約、或いは大量解約に備え、割合は少ないが、格付け会社・機関による格付け評価が比較的高い一般企業の短期社債、コマーシャルペーパー(通称:CP。運用期間10日~1ヶ月程度のもの)も一部に組み入れて弾力的に運用している。
債券で運用しているため、一般の銀行の定期預金の金利より高い(かつては預金金利と連動していた)。