株価指数型上場投信
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株価指数型上場投信とは、7月13日から東証と大証に上場された投資信託に対し、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に連動する様に設計された投資信託のことです。この商品はほぼ株式と同じ様な感覚取引することができます。ETFと称されますが、個人投資家にとっても非常に有利な商品とされています。
メリットとしてあげられているもの。
①値動きが株価指数とほぼ同じなので、値動きが判り易いということ。
②コストが安く、信託報酬年0.2%台であること。
③売買手数料もオンライン証券なら割安であること。
④譲渡益課税は基本的に株式と同じということ。
(申告分離は譲渡益の26%、源泉分離は売却代金の1.05%)
⑤指値、成り行き等、株式と同様に取引の自由度が高いということ。
⑥信用取引も可能で空売りも出来るということ。
デメリットしてあげられているのは、
①通常の投資信託に比べて最低投資金額が高いということ。
②販売窓口が証券会社に限られるということ。
などです。なお、上場投信と現物株、金融派生商品間での取引を誘発して利益を狙った相場操縦、風説の流布、仮装取引、なれあい取引などは両取引所では禁止しています。