劣後債
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劣後債とは、金融安定化対策の一環として優先株と並んで発行されたもので、発行会社が破産宣告等の一定の劣後状態が発生した場合に、元利の返済が一般の債権者よりも後の順位となる社債のことです。銀行にとっては、一定分が自分の自己資本に組み入れることができるので、資本充実に有用となります。
【優先株式 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
優先株式(ゆうせんかぶしき)とは、利益もしくは利息の配当または残余財産の分配およびそれらの両方を他の種類の株式よりも優先的に受け取ることができる地位が与えられた株式である(会社法108条1項)。優先株式はその有利な条件から買い手がつきやすく、資金調達に有利とされる。これに対して上記の場合に劣後的取扱いを受ける株式を劣後株式(後配株式)といい、標準となる通常の株式を普通株式という。