ローソク足
ローソク足とは、株価の動きをローソク状に記録するもので、日足、週足、月足などに
使用され、始値、高値、安値、終値の値から作成します。
終値が始値より高いときを陽線(白)、安いときを陰線(黒)で表し、始値ないし終値と
高値ないし安値を線で表しますが、「ヒゲ」といいます。1日の値動きが始値と終値の
中で終わったときはヒゲがなく、そういう場合は「丸坊主」と呼ばれます。
陽の大引坊主は先高見込み、陰は先安見込みを意味します。大陽線は始値の
7~8%以上の高い値で引けたときをいい、ヒゲは「上影」「下影」と言われ、
上影が長い程上値に売りたいシコリがあるということになります。また、陽、陰線の
いずれが続いても相場は転機と言えます。
相場が上下に離れて動いた場合、重なり合っているローソク足の間に空間ができます。
これを「窓(まど)」と言います。窓が開く場合は、局面転機と言われ、3回続くと天井、
大底を示すと言われているようです。