移動平均線
移動平均線とは、チャート専門家であるグランビル氏が開発したケイ線で、過去何日
(週)分かの株価の平均値を計算して、グラフ化したものです。
短期線(6日、12日、25日、30日など)、中期線(13週、75日、80日)、長期線(200日
、26週)があります。 25日移動平均線の場合、過去25日間の、大引値の平均値を
スタート日とし、翌日は25日前の株価を外して、その日の株価を加え平均値を求め
折れ線グラフでつなげていきます。
これには売買のタイミングをつかむ8原則があります。それは以下のとおりです。
買い信号(証券教室より)
①平均線が下落後、横ばいか上昇に向かい、株価が平均線を上回ってきた場合。
②平均線が上昇しているのにもかかわらず、株価がそれを下回った場合。
③平均線上にある株価が下落したのに平均線を下回ることなく再度上昇した場合。
④株価が低迷しつつある平均線から下へかい離した場合は、自律的に戻る可能性
が高い。
売り信号(証券教室より)
①平均線上昇後に横ばいになるか、屈折した場合、株価は平均線からさらに下放れ
する傾向を持っている。
②株価が平均線以下になり、その線に向かい上昇したが通り抜けず再度反落し
始めた時。
③平均線がまだ下降しているのに、株価が上昇する場合。
④株価があまりにも早く上昇しつつある平均線から上にかい離した場合があります。
また、中期線が長期線を下から上へ突き抜けるのを「ゴールデンクロス」と呼ばれ買い
信号とされ、星とも呼ばれます。