債券
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債券とは、「分社債」とも言われ、政府、同関係機関、地方自治体、事業会社、金融機関、外国政府などが資金調達のために発行する有価証券のことです。外国の政府などが発行する債券は「外債」と言います。
これらは「確定利付き証券」とも言われ、満期まで確実に一定の利子が支払われ、元本が保証されており、期間途中でも売却することができ、担保保険になるからです。 ただあし、時価によるため、途中売却する際は元本以下になることもあります。
債券には、国債・政府が元本、利子の支払いを保証している政府保証債(鉄道債、道路公団債など)・特殊債(鉄道費などに特別債を加えたもの)・地方債、社債(電力債、新株予約権付社債、一般事業)、金融債、外債があります。
利付き債とは、1~2回一定時に利子が支払われる債券のことです。
割引債とは、事前に額面から利息を差し引き発行される債券のことで、5年国債と金融債、電話債があります。
新発債とは、新しく発行される債券のことで、既発債とは、すでに発行済みで市中で流通している債券のことです。 長期国債と特殊債、事業債、地方債、金融債の一部、電話債、円建て外債、新株予約権付社債は、証券取引所で上場されて売買されており、値段は新聞に公表されます。
非上場債券などは、証券会社の店頭で時価によって取引され、日本証券協会がその気配値を発表しています。