公開買い付け制(TOB=Take Over Bid)
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公開買い付け制とは、経営権獲得を目的にし、一定の期間内に、時価以上の一定価格で、一定の株数を買うことを一般公開し市場外で株を集めることで、1971年7月に証取法改正で導入された制度のことです。
【友好的TOB・敵対的TOB フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
買収される会社の経営陣等の賛同を得て実施する株式公開買い付けを、友好的TOB。これに対して、賛同を得ずに一方的に行う株式公開買い付けを、敵対的TOBと定義されるのが通常である。
なお、買い付けの対象となった側が、経営権などを取得されることを望まない場合、あらかじめ自社の資産を処分してしまい「買い付けする価値」自体を失わしめることがある。買収への防衛策(対抗策)一種で、焦土作戦とも呼ばれる。買収対抗策については、M&Aの項目を参照。