異常株価開示制度
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異常株価開示制度とは、株価の異常を2つの指標を使い、一般投資家に知らせるため、東証が昭和56年6月から毎月1回、全上場銘柄の株価収益率(PER)と株価純資産倍率(PBR)を、東証日報付録に公表し始めた制度です。
【株価収益率 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)は、株価の状況を判断する指標の一つである。株価を判断する情報として株価純資産倍率(PBR)と共に重要視される。
株価収益率(以後PER)は、株価を一株利益で割ったものであり、
株価収益率(PER) = 株価 ÷ 一株利益(EPS)
で求められる。株主の側から見れば、「利益が全て配当に回された場合に何年で元本を回収できるか」という指標として見ることができる。一方企業の側から見れば、「株主からの出資をどれくらいの利回りで運用しているか」という指標の逆数と見ることができる。