証券会社の自己資本規制比率
-
自己資本規制比率とは、証券会社の健全性を示す指標をいいます。
算出方法
●現金化しやすい自己資本 ÷ 保有有価証券の価格変動をもとに計算したリスク(危険)相当額 =自己資本規制比率
自己資本規制比率の数値基準は以下のようになっています。
● 200%以上 安定した経営状態と判断される。
● 140%以下 金融監督庁長官に業務または財産の状況を報告する義務が発生。
● 120%以下 改善報告書を金融監督庁長官に提出する義務が発生。
100%を下回った場合、3ヶ月以内に回復しなければ、業務停止措置、ときに登録も取り消します。