山一証券の自主廃業
-
山一証券の自主廃業とは、四大証券のうち一社の倒産という異例の事態となるほどの史上最大の倒産といわれ、営業不振以外に、簿外債務が2648億円にのぼったため、創業100年の歴史を持つ山一証券が潰れました。
平成9年11月24日、自主廃業を正式に決定し、旧大蔵省に届け出ました。 100年の伝統と誇りは、不正の前にもろくも崩れえ落ちたのです…。
【 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
山一證券は、1897年に創業され、1997年の自主廃業発表をもって、100年間の歴史の幕を事実上閉じた。ただし、法人としての山一證券は、2005年まで存続した。証券コードは8602だった。
芙蓉グループ(富士銀行、安田生命、丸紅など)と親密で、破綻するまでは日本の四大証券会社の一つであった。特に「法人の山一」と言われたほど法人関連業務には強く、数多くの日本を代表する名門企業の幹事証券会社であった。