売買の原則(仕方)
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売買の原則(仕方)とは、株を売買する方法のことです。
1、証券会社の店頭に行き、
①何という株を、
②何株
③何円で(またはその日の相場によって)
④いつまでに
⑤どんな取引方法で
⑥売りか、買いか
を注文します。
2、申し込み後、証券会社の社員は売買注文伝票を作成します。
3、伝票が完成したら、概算代金の支払いです。
4、受け取り証明に、預り票(受付票)が手渡されます。
注意しなければいけないのは、商いがすぐ成立するわけではないということです。
買い付け伝票の伝票を取引所に送り、ぴたりと合った売り手があったとき、売買成立になります。 通常は、売買報告書(注文の株を何株、いくらで買い、委託手数料を含めて総額いくらかという内要書)を客に郵送しますが、営業マンと親しくなると、商い成立時点で電話で知れせてくれるでしょう。
5、商いが成立してから4日目に株券受け渡しなので、その日に、預り証をもって証券会社に行き、預り証と引き換えに株券と受け渡し計算書を受け取ります、最初に支払った額との差額が生じれば精算します。 以上で株を買ったことになります。
地方の支店、営業所となると、株券必ず4日後に到着するとは限らないため、証券会社は預り証を渡し精算します。 株を売る場合も、株券を渡すときは絶対に預り証をもらってください。(営業マン個人の名刺に書いた預り証はダメです)。
初取引の前に取引口座をつくっておいてください。そのためには身分証明と印鑑が必要です。