証券保管振替機構
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証券保管振替機構とは、株式売買時、株券受け渡しをやめて、証券保管振替機構に口座開設をし、株券を寄託しておき口座上で振り替え決済しようとする制度で、決済事務の合理化や安全性などから必要な制度なため、ドイツ、フランスでも導入されています。
【保管振替制度 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
保管振替制度とは、株券等(法2条1項。下記に列挙)の有価証券を、顧客の承諾を得て保管振替機関に集中保管し、その引渡しを現実の引渡しでなく、帳簿上の記帳によって行う制度である。顧客は、株券等の現物を所持することなく、売買などに伴う証券の受渡しを行うことができ、また、配当金の受け取りなどの権利行使を行うことができる。取引の活発化によって膨大な量に及ぶ証券等の保管と受渡しを、簡易化・円滑化することを目的とする制度である。また、この制度の進展により、株券等のペーパーレス化を行うことも可能になった。