繰り延べ資産
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繰り延べ資産とは、創立費、社債発行差金、研究費、開発費の中で、1年以上の期間をかけて償却する費用のことです。
まず、繰り延べとか見越しとかを理解するには、matching principlesという概念を理解するのが重要で、matching principlesとは、費用と収益を対応することです。
当期にいくらの収益があって、それに対応する費用はいくらかと財務諸表で公表することで、投資家に対して適切な情報を提供するものです。具体的には、損益計算書で公表されます。
【社債 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
社債(しゃさい、Bond)とは、会社が資金調達を目的として、投資家からの金銭の払い込みと引き替えに発行(起債)する債券である。基本的には資本である株式と異なり、発行企業から見ると負債(借り入れ、借金)となる。社債の募集の方法として、公募と私募があり、それぞれ公募債、私募債と呼ばれる。一般には機関投資家向けの社債が多い。
【損益計算書 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
損益計算書(そんえきけいさんしょ)とは、財務諸表の一つ。英語では一般的に Income Statement ないし Statement of Income と呼ばれるが、日本では Profit and Loss Statement の頭文字をとって P/L と略称されることが多い。企業のある一定期間における収益と費用の状態を表すために、複式簿記と呼ばれる手法により貸借対照表などと同時に作成され、その企業の株主や債権者などに経営状態に関する情報を提供する。