買い越し・売り越し
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買い越しとは、信用取引で売りに出してた投資家が、全部買い戻し手じまい、買いに転じることをいいます。売り越しとは、反対に買いに出してた投資家が、全部売って手じまい、売りに転じることをいいます。
また、機関投資家の一定期間内の買いが、売りを上回った状態のこと買い越しといい、その反対を売り越しといいます。
【機関投資家 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
機関投資家(きかんとうしか:institutional investors)とは、個人ではなく、企業体で投資を行っている投資家を指す。
預金を取り扱っている金融機関の場合、預金を運用する必要がある。また、保険会社の場合、保険加入者から集めた保険料を運用する必要がある。また、運用会社は投資に関して専門的な知識を有する機関投資家に運用を依頼することがある。このように機関投資家といっても、様々なケースがある。
また、個人投資家と異なり、動かす金額も大きく、金融市場に占める存在感は常に大きい。
機関投資家は、それぞれの立場によって、リスクに対するポジションが異なるが、個人的な資金を扱っているわけではないため、リスク回避的な立場を取るケースが多い。そのため単一の資産ではなく、複数の資産に分散投資を行うことで、リスクを回避し、安定的なリターンを求める傾向が強い。