取り組み
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取り組みとは、信用取引の借り株残(売り残)と、融資残(買い算)の関係をいいます。
「買い残」が増え、「売り残」が減少するという状況になった場合、買いのニーズが強いということで、短期的には株価は上昇局面にあると考えます。ただ、信用取引には決済期日があるため、その状況がさらに進んでしまうと、反対売買による手仕舞い売りが集中するということになってしまうので、注意しなくてはならないということになります。
このため、買い残と売り残の取り組み状態は、相場の先行きをみるうえで重要な材料になるということです。「取組みがいい」「取組みが悪い」というふうに用います。
【一般信用取引 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
対する一般信用取引は、各証券会社が自己の裁量で自由に設定することが認められたもので、概して返済期限が制度信用取引のそれ(買い/売りともに6ヶ月)に比べて長め(3年、無期限など)に設定される。金利や貸株料も制度信用取引と同等か若干高めの設定となっている。対象銘柄も当該証券会社が定めたものとなるが、実際上は制度信用取引銘柄に比べ銘柄数もやや絞られた(少ない)ものとなっているケースが多い。