1万円相場
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景気回復によって上昇を続け(昭和57年10月以来)、昭和59年1月に日経平均株価が1万円の大台を超え、60年4月3日に1万2683円26銭の高値をつけたという大相場のことです。
余剰資金の流入と相次ぐ公定歩合引き下げによって、平均株価は1万8936円に高騰(61年8月20日)、2万円の大台に乗りました。
【公定歩合 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
公定歩合(こうていぶあい)は、中央銀行(日本では日本銀行)が、一般の銀行(市中銀行)に融資する際の金利。
中央銀行の金融政策によって決められ、景気が良い場合には高く設定され、景気が悪い場合には低く設定される。これによって、景気が良い場合には預貯金やローンの金利が上がり、通貨の流通が抑えられる。景気が悪い場合には金利が低くなって、通貨の流通を促進する意味合いを持たせることになる。