貸借担保金
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貸借担保金とは、証券会社が証券金融会社に貸借取引の関係上差し出す担保のことです。
委託保証金がそのまま持ち込まれますが、多いのは代用有価証券です。
【担保 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
担保(たんぽ)とは、借金や融資を受ける際に、その支払いを保証するための対象。またその仕組み。
債務の支払い(返済)が困難になった際は、担保を債権者に引き渡し、または強制執行手続により差押え・換価・競売を行うことによって債務の履行に代えるようになっている。この際、担保を受けた債権者は他の債権者に優先して弁済を受けられる(優先弁済という)。
不動産や株式(株券)を担保にした場合、これらの値段は変動しているため、値下がりが発生すると債務を完全に弁済できない場合がある。このように担保が十分に弁済能力を持たなくなっている状態を担保割れと呼ぶ。バブル経済崩壊による不動産価格の下落で担保割れとなった不動産担保が多くなり、貸し出した銀行など金融機関の不良債権増加の大きな原因になっている。