株式取得機構(銀行等保有株式取得機構)
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株式取得機構(銀行等保有株式取得機構)とは、商業分野と投資分野を合体させた形で経営されている日本の銀行は、株式相場の変動が含み益をもたらすこともあるとともに、含み損の影響も受けやすいため、銀行の保有する株式の受け皿となる機関のことです。平成14年2月15日から営業を開始しました。
保有株式の時価評価が義務付けられ(2002年3月期決算以降)、現状のままでは、株価の下落が銀行の資産を減らし、経営状態を悪化させるため、銀行は持ち合い株の売却を進めますが、大量の持ち合い株が市場で売却すると、株価下落の原因になります。
そこで、銀行の持ち合い株解消の受け皿として、こうした機構の創設ができました。必要になりました。