日本共同証券
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日本共同証券とは、昭和40年に都市銀行、長期信用銀行、大手証券が設立した株式買い上げ機関のことをいいます。
信用回復のため、1200円台の大台(日経平均株価)を維持するためダウ防衛の買い出動を行い、日本共同証券に対する日銀、都銀融資は約1800億円にのぼり、株式相場が回復後、昭和46年、株式の放出を終了、解散と至りました。
【日本共同証券 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
日本共同証券(にほんきょうどうしょうけん)とは、1965年に当時の都市銀行、長期信用銀行、証券会社が中心になって設立した証券会社である。
証券会社と言っても一般の証券会社とは大きく違い、株式の買い上げに特化した証券会社であった。 当時、日経ダウ平均は1,200円の大台を割り込みそうになっており、それを買い支え、維持させるために設立されたのである。 日本銀行やその他都市銀行からの融資総額は1,800億円ともいわれた。株式市場の回復後の1971年に解散された。