資本装備率
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資本装備率とは、資本金に対する自己資本の倍率で示すもので、資本内容を表す財務比率の一つです。これによって内部留保がどれくらい充実しているのかがわかります。
東証1部上場企業の平均は3・7倍程度と言われており、時価発行増資に伴う資本準備金の蓄積により高まる傾向があるようです。
【準備金 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
準備金(じゅんびきん)とは、将来見込まれる多額の支出や損失の発生に備えて準備金勘定として貸借対照表の資産の部に積み立てる金額のことである。
引当金に類似するが、引当金はその引当ての起因となる収益が当期の収益に対応するものであるのに対して、準備金はあくまで将来の収益に対応する損失等に備えるものである点が異なる。したがって、会計上は、費用処理することは適当でなく、利益処分の経理を行うこととなる。
ただし、税務上は、政策的な見地から青色申告法人や連結法人に限って、租税特別措置法に規定された一定の準備金の積み立て額に関し、その損金算入を認めている。