差金決済
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差金決済とは、信用取引の売買を手じまいする際、反対売買により買付代金と売付代金の差額の授受によって決済することをいいます。
現在、実物取引が原則のために先物取引を除いて認められていません。しかし、事実上、信用取引では差金決済ができます。
【先物取引 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
先物取引(さきものとりひき)とはいわゆるデリバティブ(金融派生商品)の一つで、価格や数値が変動する各種商品・指数について、未来の売買についてある価格での取引を約定(やくじょう)するものを言う。対義語は現物取引。
本来は、価格変動の影響を避けるための手段(リスクヘッジ)として利用されるが、価格変動を利用して利益を得るスペキュレーション(投機)取引というものがあり、今後の価格の上昇を予想して商品を購入し、実際に商品価格相場が上昇して売却した場合、またその正反対の場合には、差額を利益として得ることができる。
現物を持ち寄らずに、紙上や電子的に取引するため市場(いちば)よりも大規模な取引を行なうことが可能で、商品を取引する上での世界的な価格指標となる。