法定準備金
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法定準備金とは、商法で決められている準備金のことで、資本準備金と利益準備金があります。
資本準備金は、株式の発行価格中資本に組み入れない額(プレミアム)を組み入れた勘定科目です。 利益準備金は、商法によって積み立てなければならない金額です。会社は資本の25%に達するまで、決算期ごとに利益処分として支出する金額の(配当金と役員賞与の合計額)の10%以上を、積み立てなければなりません。
【準備金 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
準備金(じゅんびきん)とは、将来見込まれる多額の支出や損失の発生に備えて準備金勘定として貸借対照表の資産の部に積み立てる金額のことである。
引当金に類似するが、引当金はその引当ての起因となる収益が当期の収益に対応するものであるのに対して、準備金はあくまで将来の収益に対応する損失等に備えるものである点が異なる。したがって、会計上は、費用処理することは適当でなく、利益処分の経理を行うこととなる。
ただし、税務上は、政策的な見地から青色申告法人や連結法人に限って、租税特別措置法に規定された一定の準備金の積み立て額に関し、その損金算入を認めている。