流動資産
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流動資産とは、一番上段は現金と預金で、一年以内に現金に換えられる資産をいいます。
受取手形と売掛金はとりひきにより発生し、「売上債権」と呼ばれています。 売上高の伸びに並行して増え、固定資産の中の投資有価証券と違い、有価証券勘定はいつでも換金できます。有価証券勘定と現金・預金を合わせた「手元流動性」が多いと、資金繰りに余裕があることを示します。以前は、上場企業も余裕資金を株式や債券、不動産投資に投じたものですが、バブル経済崩壊の痛手により、近年では元本保証の堅実な投資に転換しています。
棚卸資産は在庫であり、流動資産で製品・原材料(購入したものの未使用分)、半製品、仕掛品(製造中の分)を合計したものです。会社の規模、景気動向、業界の動きにより適正な在庫水準が判断されます。