減資
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減資とは、資本を減らすことです。事業経営上、資本の額が多すぎる場合などに、株主に返すという「実質的減資」と、業績の悪化から企業再建のため、株主には返還せず資本金だけを減らす「名目的減資」があります。
株主は株券の回収、新株券の交付により手持ち株が減りますが、資本金が欠損金に振り替えられるだけなので、企業の純資産は変わりません。2株が1株になっても純資産に占める株主の取り分は同じということです。 減資後に企業の再建ができれば、株主は配当収入などの利益が得られます。
【実質上の減資 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
実質上の減資は、株主に会社財産の払い戻しを行う減資をいう。会社の解散が予定されているなど、会社の規模を小さくするために行う。実質上の減資が行われると、会社の財産が現実に減少する。