委託保証金・委託保証金率
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委託保証金とは、信用取引による売買が成立したときに、顧客が証券会社に差し入れる担保のことをいい、 委託保証金は、有価証券をもって、代用することができます。(代用有価証券)
委託保証金率とは、信用取引を行った場合、約定金額に対し顧客が証券会社に差入れる委託保証金の割合のことで、保証金率の最低基準は30%以上と定められていますが、証券会社によってはそれ以上を望むとこもあり、証券取引所や証券会社の判断で変更される場合があります。
1979年(昭和54年)5月に、一律70%に引き上げ、個別銘柄では、80%を適用し一部が現金担保となりました。(現金比率)
【追加保証金 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
一般的には、略して「追証」(おいしょう)と呼ばれる。追証とは、「委託保証金率」が「最低保証金維持率」を下回ったときに、追加保証金を入れることを言う。
委託保証金率
委託保証金率 = 実質保証金 ÷ 建代金合計 × 100
信用取引の担保 = 委託保証金現金 + 代用有価証券の評価額
実質保証金 = 信用取引の担保 - (評価損 + 決算損 + 諸経費)