追い証
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追い証とは、信用取引の際に投資家は証券会社に対して委託保証金を支払いますが、取引で損失が発生した場合に、追加で差し入れる保証金のことをいいます。
委託保証金維持率といいますが、基準としては委託保証金から損失分を差し引いた残金が、最初の約定代金の20%以下にならにようにと決められています。なお、20%を割った場合は、翌々日の正午までに、信用取引の約定金額の20%を満たす金銭か、代用有価証券を証券会社に差し出さなければなりません。
【追加保証金 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
一般的には、略して「追証」(おいしょう)と呼ばれる。追証とは、「委託保証金率」が「最低保証金維持率」を下回ったときに、追加保証金を入れることを言う。
委託保証金率
委託保証金率 = 実質保証金 ÷ 建代金合計 × 100
信用取引の担保 = 委託保証金現金 + 代用有価証券の評価額
実質保証金 = 信用取引の担保 - (評価損 + 決算損 + 諸経費)