ニクソン・ショック(Nixon shock)
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ニクソン・ショック(Nixon shock)とは、、1971年(昭和46年)8月15日に、ニクソン米大統領が、突然発表した金と米ドルの交換停止などを含むドル防衛策及びその政策変更が伝えられ起こった大暴落のことです。
翌日の16日から4日間の間、550円安、下げ率21%の大暴落となりました。(日経平均株価)
政府の円切り上げ政策により、同年末には下げは分回復できました。
【ニクソン・ショック以後 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
1971年12月に、ワシントンのスミソニアン博物館で各国の蔵相会議が開かれる。ここでドルと金との固定交換レート引き上げ、ドルと各国通貨との交換レート改定が決定される(スミソニアン体制)。日本円のレート改定会議は順番が最後であり、ほとんど時間は用意されなかった。その中で円については、360円から308円へ、16.88パーセント切り上げることが提案された。この切り上げ幅は諸国通貨の中でも最大で、日本の交渉団の予想も大幅に上回るものであった。そして、日本の交渉団が言い淀み思案している間に提案は決済され会議は終結した。