キャッシュ・フロー倍率(cash-flow ratio)
キャッシュ・フロー倍率(cash-flow ratio)とは、キャッシュフローは税引後
利益に、配当金、役員賞与金を除いた減価償却費を加えたものであり、
株価を1株あたりキャッシュフローで割ったものをいいます。
株価キャッシュフロー倍率は株価収益率(PER)と併用し、株式市場平均や
同業他社などと比べて割高・割安を判断するときなどに使用されます。
【キャッシュ・フロー フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より】
キャッシュ・フロー(cash flow)とは、お金の流れを意味し、主に、企業活動に
よって実際に得られた収入から外部への支出を差し引いて手元に残る資金の
流れのことをいう。現金収支を原則として把握するため、将来的に入る予定の
利益に関しては含まれない。
キャッシュ・フロー会計(cash flow accounting)とは、企業の経営成績を
現金・預金の増減をもとに明らかにするという会計手法のことである。欧米
では古くからキャッシュ・フロー会計にもとづく、キャッシュ・フロー計算書
(Cash flow statement,C/F)の作成が企業に義務付けられている。
日本では、1999年度からは、上場企業は財務諸表の一つとしてキャッシュ・
フロー計算書を作成することが法律上義務付けられている。