無議決権株と議決権制限株
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無議決権株と議決権制限株とは、文字通り議決権を持たない株式、または議決権が制限された株式のことをいいます。優先株は優先的に配当を受ける権利を得る代わりに議決権はもてないといった形になっていますが、こういった優先条件がなくても議決権をなくしたり、限定したりすることができます。
【優先株式、詳細と現状 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より】
優先株式は各種の優先的取扱いをすると同時に他の種類の株式への転換を
認めたり、株主総会における議決権に、制限を加えることができる。
例えば、利益配当を優先しつつ議決権を制限した株式は株式会社の支配関係
(株主比率)に変動を及ぼすことなく新株発行による資金調達を行うことができる
ので、社債の代替物として利用される。これは、支配関係が変動しない以上、
もはや本来の意味でのエクイティ・ファイナンスではない。