ブックビルディング方式
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ブックビルディング方式とは、1997年9月に導入された方式で、投資家の需要に基づいて、新規公開株の発行価格を決定する方法のことを、ビルディング方式(需要積上げ方式)といいます。
ブック(予約)とビルディング(積み上げ)を併用したものです。
【IPOバブル フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】
日本の株式市場が好転しはじめた2003年頃から、新規公開銘柄の初値が軒並み公開価格を上回る状態となった。中には初値が公開価格の数倍となる銘柄まで出現した。このため、一部雑誌などが「ノーリスク・ハイリターン」「宝くじより確実」など株式市場の常識を逸脱する記事を組み、初心者を煽り立てた。このため、新規公開銘柄に多くの投資家が群がる異常事態となった。これを「IPOバブル」と呼んでいる。